薬局実習体験談~薬剤師になりたいと思えた薬局実習~

薬局実習

薬学部に関する体験談を後輩薬学生のために

を目標として、薬学生の体験談を集めています。

今回は薬局実習の体験談を紹介していきます。

体験談を語ってくれるのはこの方。

プロフィール
名前:たくや
大学:大阪薬科大学
実習場所:大阪府
薬局データ:薬剤師4人、薬学実習生2人
簡単な自己紹介:普段はねずみをいじりながら生物系の研究をしています。最近の趣味は読書と絵画を鑑賞することです。初めてのライティングですがよろしくお願いします。

薬局実習が始まる前に考えていたこと

薬局実習が始まる前には、けっこう不安でした。

自分の性格からすると、上がり症なので患者さんの前でしっかりしゃべれるか分かりませんでした。

また、新しい環境に入っていくのがちょっと苦手でして、薬局にうまくなじめるかについても悩んでいたんです。

それでも、薬局実習は自分を変えるための良いきっかけになるのでは?と思っていましたので、がんばろうと思いました。

将来的には薬局で働きたいと考えているので、それの予行演習として活かしたいと考えていました。

コアタイムや土日の実習の有無、1日のスケジュールを教えてください

私の薬局は9時から始まり17時に終わる感じです。

お昼に1時間の休憩をもらって、午後の実習が始まっていきます。

土曜日はありませんでした。

1日のスケジュールはざっとこんな感じです。

スケジュール8時45分ごろ:薬局到着、準備
9時:薬局実習開始
処方箋受付、ピッキング
12時:お昼休憩
処方箋受付、薬の在庫管理、薬剤師さんの投薬を見学
16時:実習終了
薬局実習日誌作成
17時:帰宅

朝は9時からなので15分前には到着するようにしていました。

特に薬剤師の先生からは支持されたわけではないですけど、余裕を持って家を出るようにしていました。

正直、朝起きるのがつらかったです。

毎日7時に目覚ましをかけていました。

午前中には患者さんがたくさんいらっしゃるので、処方箋を見ながら薬をピッキングしていました。

忙しいときには、ひたすら薬を探しては、処方通りに出すことをしていました。

お昼後になると薬局も落ち着いてくるので、薬剤師さんとお話をしたり、投薬の様子を見学させてもらいました。

16時には控室に戻してくれて、1時間ほど日誌を書かせてくれました。

薬局実習でどんなことをした?

薬局実習では主に3つのことをやっていました。

  • 処方監査
  • 投薬の見学
  • 薬の勉強
  • 簡単にですが紹介します。

    処方監査

    私の薬局では薬剤師さんが常に隣にいてくれて、私の面倒を見てくださいました。

    患者さんの処方箋を一緒に見てくれて、薬の薬効や作用機序などを1つ1つ確認してくれました。

    実習期間中はほぼ毎日一緒にいたので、本当にありがたかったです。

    分からない薬などがあれば、本で調べさせてくれたり、ネット検索もできたので常に勉強できる環境にありました。

    投薬の見学

    管理薬剤師の先生の投薬の様子を見学することもできました。

    投薬中には先生が何を中心に説明しているかを学んでいました。

    服用できているかについては、かなり細かくチェックしていました。

    薬の勉強

    16時以降の1時間で早めに日誌が書き終わると、薬についての勉強会を開いてくれたんです。

    薬剤師国家試験の問題から何問かピックアップしてくれて、そこから解説をしてくれました。

    国試の勉強はしていなかったので、本当にありがたかったです。

    薬局実習で印象的なこと

    薬局実習で印象的なことは、薬局が地域に密着していることでした。

    管理薬剤師さんは薬局内だけでなく、薬局街の地域活動にたいして、積極的に取り組んでいました。

  • 学校薬剤師
  • 老人ホーム訪問
  • 学校薬剤師

    近隣の中学校に訪問し、薬物乱用防止や睡眠指導について講義をしていました。

    中学校の先生とも仲が良さそうな印象だったので、かなり長期的にやっているんだと思います。

    生徒も真剣に聞いていて、薬剤師さんが地域の子どもたちに貢献している現場を間近で見ることができて良かったです。

    講義の後には、薬剤師さんが生徒と会話をするシーンがあり非常に印象的でした。

    老人ホーム訪問

    学校以外にも老人ホームにも出向いていました。

    老人ホームにおける、介護の充実と薬剤師の連携を円滑にするためにはどうすればいいかについて会議をしていました。

    私が発言する機会はありませんでしたが、地域の最前線で活躍する医療人の会議に参加できたのは貴重な体験でした。

    ここでも、薬剤師さんの信頼が厚かったのが印象的です。

    薬局実習先の先生との関係は?

    薬剤師の先生は非常に温かく迎えてくださり、非常に薬局に溶け込みやすかったです。

    初日から積極的に話しかけてくださり、とても良好な関係を築くことができました。

    4人の先生がいましたが、全員とコミュニケーションを取ることができたと思います。

    質問がしやすい環境があったので、悩みや相談事があればすぐに先生に話にいくようにしてました。

    他の大学の薬局実習生もいて、楽しく薬局実習を終えることができました。

    薬局実習を乗り切るためのアドバイスはありますか?

    薬局実習を終えた私から、後輩薬学生に言えるアドバイスは2つです。

    偉そうで申し訳ないですが、アドバイスさせてください。

  • メモをとること
  • 患者さんとしゃべってみること
  • メモをとること

    1つ目はメモをとることです。

    薬剤師の先生は基本的に忙しいです。

    大学のように黒板に板書したり、丁寧に説明してくれる機会はほとんどありません。

    だいたいの場合が言葉だけでの説明になるので、常にメモをとれるようにしてください。

    メモは白衣のポケットに入るサイズがいいです。

    大きすぎると邪魔になるので、持ち運びに便利なノートを探してみてください。

    また、メモをとっているとけっこうな頻度で褒めてもらえます。

    別に褒めてもらいたいからではないですが、「メモをとっていて偉いね!」と言っていただけました。

    患者さんとしゃべってみること

    せっかく薬局にいるので、来局される患者さんとしゃべってみてください。

    大学にいるだけではほとんど接する機会がありません。

    「今日は暑いですね~」だけでもいいと思うので、なにかしらしゃべってみましょう。

    普段のなにげない会話から、患者さんの健康状態が分かるようになると思います。

    薬局実習が始まった当初は人見知りを発揮してしまい、なかなかできませんでした。

    それでも、薬剤師さんを見習ってだんだんと会話をする余裕がでてきました。

    薬学部を卒業した後の将来の職業は?

    私は薬局実習を通して、ますます薬局に就職したいと思いました。

    薬局は患者さんと実際に会ってコミュニケーションをとることができ、患者さんのために健康状態を管理できる場所だと思うからです。

    最前線の薬剤師が患者さんから健康状態を聞き、一緒に健康状態を改善していくことができるのが薬剤師の魅力だと思います。

    薬を使った治療だけでなく、食事や運動、睡眠についてのアドバイスもすることができます。

    理想としては薬に頼らずに生きていくことができれば、患者さんにとってもいいと思います。

    薬剤師としてしっかり一人前になり、病気で困っている患者さんの役に立てればと思います。

    薬局実習の感想

    薬局実習は全体を通して、私にとって大きな財産になりました。

    薬局実習が始まる前は薬局がどんなところなのか、あまり想像できませんでした。

    また、不安を感じていたのでしっかりできるか分かりませんでした。

    しかし、薬局実習では薬剤師さんの仕事や、薬局の地域における役割を身を持って体験することができました。

    大学では学べない、現場の知識や情報を手に入れることができたと思います。

    薬局実習が始まる前は、なんとなく「薬剤師になりたい」と思っていましたが、薬局実習を終えて改めて「薬剤師になりたい」と強く感じました。

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