研究室配属体験談「研究室配属は将来を決める重要なポイント」

薬学部に関する体験談を後輩薬学生のために

を目標として、薬学生の体験談を集めています。

今回は研究室配属についての体験談を紹介していきます。

体験談を語ってくれるのはこの方。

プロフィール
名前:ひら
大学:秘密
簡単な自己紹介:研究室配属は薬学生にとって大きなイベントだと思います。卒業までの生活スタイルが変わってきますし、将来的な職業にも影響が出てきます。そのため、しっかりと将来を見据えた判断をする必要があると思います。僕も研究室配属前はかなり悩みました。今回はその時の気持ちや何を考えたかについて書いていきたいと思います。

研究室を選んだ基準はありますか?

研究室を選ぶ時の基準として2つありました。

1つは何の研究に興味があるかということと、2つ目に将来はどんな職業に就きたいかについて考えました。

何の研究に興味があるか

僕自身、大学に入った時には特に決まっていませんでした。

一般教養科目や専攻科目を受けていったところ、自分が生物に興味があるかもしれないと思い始めたんです。

きっかけは、1年生の時の観察実習でした。

微生物の細胞を顕微鏡で見ながらスケッチをする実習があったんですけど、観察がとても楽しかったのを覚えています。

微生物の体内を流れる血流や、細かい動きをする小さな器官に感動しましたね。

逆に、僕は有機系の研究は向いていないと思いました。

大学受験の時もそうなんですけど、有機化学の分野がかなり苦手で。
本来なら得点源にしなくてはいけないのに、足を引っ張ってしまいました。

また、実習の時にもあまり面白くなかったのが印象的です。

自分がどんな研究に興味があるのかについて、1、2年生の時にある程度考えておくといいでしょう。

将来の就職先

将来的にはあまり考えていなかったんですけど、やっぱり、研究職が楽しそうかなと漠然と考えていました。

主な薬学生の就職先としては、製薬企業があると思いますが、その中でもMRや開発職、研究職に分けられます。

MRは文系の方でも就職できると聞いたことがあり、わざわざ大変な薬学部に入った意味がないかなと思いました。

また、開発職では数字を主に扱い、統計学や法律の知識が必要と聞いたことがあります。

自分としては興味のない分野なので一生の仕事にしたくはないかなと思ってしまいます。

製薬企業の中で選ぶとしたら、やはり研究職がいいかなと思いました。

最近では、抗体医薬品やバイオ医薬品、菌を使った創薬研究などが盛んになってきているので、生物系の研究職は魅力的だと思います。

研究室配属の時に持っていた悩みはありますか?

研究室配属のときにはラボのコアタイムがどうなっているかは僕の中で気になっていました。

僕の大学にある生物系ラボは10以上ありますが、コアタイムはどこもバラバラでした。

9時から17時のところもあれば、10時から19時のところもありました。

個人的には朝早く来て、夜はすぐに帰りたいと考えていたので、自分の希望に合った研究室を選びました。

先輩から色々と話を聞きましたが、中にはブラックな研究室があるようでコアタイムが設定されていないところもあるそうです。

朝は早くこないといけないし、夜は遅くまで残って研究している研究室があると聞いて、ちょっと驚きでしたね。

研究室配属のとき不安はありましたか?

研究室配属は成績順で進められるんですけど、希望の研究室に入れるかが不安でした。

僕の成績は上の下くらいだったので、上位陣が固まらなければ大丈夫かなと思っていました。

おすすめは希望の研究室候補を3つくらい用意しておくことです。

1つ目が定員オーバーであっても2つ目があれば、気持ち的に楽になると思うので。

研究室ではどんな研究をしていますか?

僕の研究室では、主に細胞を扱った研究がメインです。

がん細胞の中のターゲットタンパクを決めて、その細胞をなくしたときのがん細胞の成長スピードを計測します。

がん細胞の成長スピードが遅くなれば、結果的にターゲットタンパクががん細胞の発育に寄与していることになります。

ターゲットタンパクの実験数を増やしていくことで、どのタンパクが一番有効かを判断します。

最終的にタンパクを持っていないマウスを育てながら、がん細胞がマウスの中で増えるかどうかを観察して終わりです。

おおまかな流れはこんな感じです。

細胞を扱えるのが僕的には一番気に入っているところですね。

研究室での1日のスケジュールを教えてください

朝は9時に学校に来ます。

実験の進み具合によっては8時にくることもあれば、10時にくることもあるので、自分のペースで実験を進めることができるのがいいかなと思います。

9時から12時まではしっかり実験して、お昼ご飯を研究室のメンバーと一緒に食べに行きます。

1時間くらいしたら実験を再開して、だいたい17時から18時まで実験をします。

細胞の培養をしているので、待ち時間がけっこうありますね。

18時になったら明日の分の実験スケジュールをおおまかに決めて帰宅します。

研究室の先輩もだいたい19時くらいには全員帰ります。

研究室に行きながらバイトやサークルはできますか?

研究室に行きながらでも、バイトやサークルはできますね。

僕の場合は、研究室が終わった後に塾のバイトをやっています。

家の近所に塾があるので、帰宅したらそのまま職場へ行っています。

私服でバイトできるのがいいですね。塾の中にはスーツ着用のところもあるので、選ぶときにはけっこう注意して見てました。

周りの友達も飲食店や塾、家庭教師のバイトがほとんどです。

中にはライターをやっている友達もいて、色んなバイトをやっていると思います。

ただ、研究室が忙しいとバイトは厳しいかなと思います。

シフトに定期的に入れないと、長続きしませんしお金も稼げないので。

また、サークルはバイトがない日の19時から参加しています。近くの体育館でバトミントンをやっています。

他大学との交流戦もあるので面白いですね。

大学に入ってからバトミントンを始めましたが、意外と面白くて続けています。

研究にバイト、サークルととても充実した大学生ライフを送っていますが、彼女がいないのがちょっと辛いかなと思います。

なかなか探しにいくタイミングがなく、出会いのチャンスがないので困っています。

学年で研究室はどうやって決めましたか?

僕の大学では完全に成績順です。

成績の良い人から順番に研究室を決めることができます。

逆に成績が悪い人は、選択権がないのであまりものです。

また、研究室には最低人数が決められているので、最後まで最低人数に達しないときには成績の悪い人が強制的に送られます。

いわゆる「強制配属」です。

せっかく大学に入ったのに、自分がやりたいことができないなんて悲しいですよね。

これを読んでいる薬学生の皆さんも、強制配属だけにはならずに希望の研究室に行けるように頑張ってください。

研究室配属を控えた薬学生にアドバイスをお願いします

研究室配属は薬学生にとって大きなイベントの一つだと思います。

生物系か有機系をまずは考えておきましょう。

生物系に進んだら、有機系の職業には絶対に就けないので将来のこともよく考えてくださいね。

研究室をよく一緒に行くメンバーで選んでしまう人がいます。

僕からすると、自分のやりたいことを我慢して、周りに合わせてしまうのはどうなんだろうと思ってしまいます。

自分の人生なんだから、自分の希望すること、やりたいこと、興味のあることを優先してあげてください。

ぶっちゃけ研究室は楽しいですか?

研究室は楽しいです。

大変な時もありますけど、やっぱり自分で選んだ道なので、責任感を持って取り組めていると思います。

データが出る時も出ない時もありますが、研究をやっていて楽しいです。

よく、周りの友達からは「研究が楽しいなんてどうかしてる」と言われるんですけど笑

まあ、僕からしたら、「研究が楽しくないなんてどうかしてる」と思います笑

今後は修士論文を書いて、博士課程にも進もうと考えています。

博士課程からの方が、研究職に進みやすいという話も聞いたので。

これからも研究を頑張りたいです。

こんな感じで、僕の研究室配属について書きましたが、何か参考になれば嬉しいです。

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